ソーラー給電カメラ(1)

SDカードを内臓したカメラは、インストール後 自動で稼働して録画を続ける(ルーターが切断されても)ことができる。
給電のみでカメラは稼働するが、タイムサーバがないので若干の時間のずれは否めない。

ソーラー発電による給電は、電源のない場所でのカメラ稼働を可能にする有効な手段になります。
ここでは段階を追ってカメラシステムとソーラー給電の組合せを考えてみます。

1)カメラにソーラー給電
2)カメラ+通信機(モバイルルーター)にソーラー給電
3)AIカメラ(カメラと通信機能が一体化)にソーラー給電

基本的に電源が無いか若しくは確保しにくい、
信号のない交差点・道路の危険法面・踏切・不法投棄・足元の悪い危険個所・河川・土砂災害危険個所・土砂災害警戒区域・工事現場・離島・・・等に設置が有効であり、給電をしながらカメラとルーターの電力消費を補い、かつ3~4日の無日照にも耐える蓄電能力が確保される必要があります。

ソーラーパネルによる給電には日々変わる日照条件と発電能力が今一明確でなく、ソーラーパネルによって「どれほど安定したシステム稼働」が約束されるのか?と言ったユーザーの不安を解消しなければならない。
仮に解消されずに万が一システムへの電源供給が途絶えた場合でも、その原因と復旧が明示できるようなモニタリングが必要になる。
もちろんそうなる前に「このまま日照時間が不足すると、あと数時間で電力不足でシステムダウンが起きる」などの予告があればそれはそれで納得材料となり得る。

※AIカメラとは固有名詞ではなく、より多くの判断機能を持たせたカメラシステムの事を指しており大手カメラメーカーやソフト会社等で開発が勧められています。
※現在、ソーラー給電によるカメラシステムを稼働中の方や興味のある方のフォーラム参加を期待します。